壁の厚さや防音性をチェックしてみる!

壁の厚さを叩いてチェック

賃貸物件の音漏れが気になる時には、壁の厚さを確認してみると良いでしょう。ノックをするように軽く叩いてみると、壁が薄い物件の場合はコンコンと軽い音が響きますが、ある程度、防音性がある場合は音がほとんど響きません。壁の中が空洞ですと隣室からの音が伝わりやすいですし、反対にこちらの音も漏れてしまうということですので、騒音が心配な場合は内覧時に許可を得た上で確認をさせてもらうと良いでしょう。ただ、このチェック方法は横からの音の確認しかできません。上下の音が気になる場合、可能ならば案内をしてくれた不動産会社のスタッフの人に歩いてもらうのが良いかもしれません。住む前に足音の響き具合を確認できれば安心感も持ちやすいですよね。

間取りや構造の確認も重要

防音性は間取りによっても左右されます。例えば隣室との隔たりが壁しかない場合ですと、ダイレクトに音が伝わってきやすいです。特に主な生活スペースが隣合わせの間取りは、他人の生活音が気になってしまうかもしれません。かたやお互いの間にクローゼットが配置されていたり、部屋と部屋の間に階段が通っていたりすると生活音は比較的、響きにくくなるでしょう。

構造も大切で、鉄筋コンクリート造は防音性が高めとされ、次いで鉄骨造、そして木造という順番に防音レベルが下がってきます。したがって防音性を重視したい場合は鉄筋コンクリート造がオススメですが、基本的にはマンションに採用されている構造ですので、賃貸マンションをメインで探していくのが良いのではないでしょうか。